さくら(花札)ゲームの遊び方とは?

花札を使って遊ぶゲームはとてもたくさんあります。花札はハワイ、ミクロネシア、韓国、そしてもちろん日本でも使われています。しかし、世界広しと言えどもハワイだけで行われている、独特のハワイ式花札ゲームが「さくら」なのです。 

ポーカーなどのカジノゲームにも通ずる部分があるかと思うので、ぜひカジノ好きも本記事を読んでみてください。

ルールについては人によって若干説明が異なるかもしれませんが、ここでは私なりに詳しくご説明いたします。ご家族やお友達とプレイする場合は、始める前に全員がそのルールや条件を理解しておくようにしましょう。 

また、2~6人で遊ぶゲームですが、パートナーを組んで参加することもできます。まず ディーラーを決めます。最初のゲームでは、各プレイヤーが任意の札を1枚引き、一番早い月の手札を引いた人がディーラーとなります。ではこれから、さくらのルールと遊び方に入りましょう。

札の扱い 

まずディーラーの左側に座っているプレイヤーがカードの組をシャッフルし、ディーラーの右側に座っているプレイヤーに手渡してカットしてもらいます。プレイヤー二人だけで遊んでいる場合は、シャッフルしたプレイヤーはそれをディーラーへ戻します。 

カードの組を正しくカットするには、適当にカードの山の上部を持ち上げ、それを下に置きます。また、カードの山の上を軽くタップするのは、シャッフルに文句無い、という意味になります。ディーラーはその後、札の表を下にしてプレイヤーに配ります。次にディーラーは残りの札を、表を上にしてテーブルの中央(フィールド)に置きます。

残りの札はカードの山に戻され、そこからプレイヤーたちが札を引いていくことになります。別のやり方として、各プレイヤーが受け取る札の枚数と、フィールド内にあるべき札の枚数が記された札の配布表を参照してください。

遊び方 

簡単にルールを一言でいうと、フィールド内の札と自分の札をマッチさせていくことです。しかし、ポイント数をもつ札だけが、最後にあなたのスコアとしてカウントされます。まずディーラーから始め、時計回りの順番で札を引いていきます。ただし毎回、各プレイヤーの番に、二つのパートがあります。 

まず、プレイヤーが自分のハンドから札を一枚抜いて、フィールドへ置きます。そのプレイ ヤーがフィールドにある札とマッチする札を出した場合は、それを全員に示します。それからそのプレイヤーはマッチさせた2枚の札を取って自分の前に置き、不要な札を1枚スタックの後ろに捨てます。 

次に、そのプレイヤーはスタックから札を1枚引きます。引いた札がフィールド上に置かれているいずれかの札とマッチしていたら、その2枚を取ることができます。そうでなければ、引いた札を表に向けて手元に置きます。これで1人のプレイヤーの番が終わりとなります。このルールに従うと、プレイヤーは毎回最大4枚まで札を手に入れることができます。 

右隣のプレイヤーが次の番で、全部の札がなくなるまで順次、時計回りに続けていきます。

ガジ(鬼札)

ガジという札についてもお話ししておきます。これは11月の月札です。フィールド内にガジがあれば、別のもう1枚の11月の月札とマッチさせれば、それを取ることができます。一方、自分のハンドの中にガジがあれば、それはフィールドのどの月の札ともマッチさせて取ることができます。